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全国4カ所で「どてらい市」

受注目標を超える実績

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 地域経済に特化した生産財と消費財の展示商談会「どてらい市」が本格化している。3月第2週には、広島、静岡、岐阜、宮崎の4カ所で開催され、各地で受注目標を超える実績を残した。
 広島市総合展示館(中小企業会館)で3月11日から13日まで開かれた「広島どてらい市」に、3859人が来場。受注額は目標を大きく上回る20億2892万円に達した。
 初日の開会式で主催店23社を代表してシージーケーの下河内一成社長が登壇。マツダの新型車が販売好調な点などを挙げ、「良い環境下でどてらい市が開かれるのは喜ばしいこと。人手不足を背景に、自動化、省人化に対する投資が増えている。より良い製品を一つでも多く、より多くのお客様に納得して買っていただくことが大事だ」と話した。
 続いて登壇したやまびこ産業機械の樋口和彦社長は、「広島県は陸海空のバランスが取れた地域。再開発、マンションやホテル建設なども目白押しで、設備投資にも前向きだ。素晴らしい製品が揃っているどてらい市を一助となれるようにしていきたい」と挨拶した。
 事務局を代表して山善・中田繞社長は、「スピードと変化対応力が求められるとき。正攻法による努力が夢につながる。これからにつながる勢いのあるどてらい市に」と呼びかけた。

■商売の「切り札」に
 第40回の節目を迎えた「静岡どてらい市」はツインメッセ静岡で3月11日から12日まで開催。メーカー169社が出展した。2日間で4287人が来場し、売上目標17億円を超える20億9812万円を記録した。
 開会式で主催店10社を代表して挨拶したコハラの小原照光社長は、「メーカー、主催店、山善の強い結びつきにより、精度の高い商談ができていている」と述べた後、米国トランプ大統領の話題に触れ、「トランプには、カードゲーム、切り札(信頼できる人)との意味があるという。我々機械工具商にとって、どてらい市が商売の『切り札』になれば」と結んだ。
 メーカー代表として静岡鐵工所の野賀美作社長が登壇。「円安・株高で緩やかな日本経済の回復に期待している。市場のニーズにマッチしたものを提供し、利用者に満足してもらうのが商売の基本。工作機械業界も補助金や優遇税制などを活かして底上げしていく」と述べた。
 事務局の山善・山本政美副社長は、第40回の開催にあたり、「(静岡県)清水市で行われた東海どてらい市が第1回目。当時と比較するとメーカーの技術力は飛躍的に向上し、隔世の感がある。どてらい市を連帯共存、相互発展の場としていきたい」と挨拶した。

(写真=静岡どてらい市)

  • 鳴門屋
  • 株式会社山善

日本物流新聞最新号

2017年5月25日号
9〜17面
中部どてらい市開幕