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コラム 詳細

2017年4月10日号

 都内の朝の満員電車。筆者は幸い始発駅からの利用で、座れることが多いが、座れてもマナーの悪さにイラ立つことがある▼今朝は隣席がスマホゲームに夢中な中年男性。手からヒジにかけてひっきりなしに動き、こちらのわき腹にコツコツ・コツコツ絶え間なく当たる。小生、よほど小さい人間かもしれないが、考え事など素っ飛び、不快指数だけがみるみる上昇だ▼こういう時は、少しじっとし、なるべく抑えて注意するよう決めている。「隣に迷惑ですよ」。すると案外、多くが同じような表情をみせるではないか▼新幹線の隣席の、ノートPC「ガチャカチャ」の若い男性もそうだった。注意すると、はあっ?という表情。ようは周りに迷惑をかけているとの意識が微塵もない。今朝の隣の乗客も、ナニ怒っているの? という不思議そうな、呆れた視線を返してきた▼マナー違反は本人が意識してそうする場合もあるが、無意識での違反がむしろ多いと思う。いや、いまや「満員電車でスマホ」などは常識で、そもそも文句をいうこちらがおかしいのかな▼ドイツで歩道脇埋め込み型の信号が登場し、その理由が歩きスマホでも信号が見えるようにする為と聞いて呆れたが、社会はむしろ、悪しきマナーを支えるほうに回っているのかも。やがて「電車でスマゲー」を可能にするソリューションも出そうではある▼けれど、やはりマナーは大事だ、気をつけて欲しいと言いたい。大事な商談も信頼関係も、マナーの悪さ一つで失うことがある。新入社員が羽ばたこうとするこの時期、一言申し上げた次第。

  • 鳴門屋
  • 株式会社山善

日本物流新聞最新号

2017年7月25日号
6〜7面
CAD/_CAM特集
8〜10面
モノづくりの要所