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住友電気工業、溶着対策の鋳鉄用材種

ねずみ、ダクタイルの課題解決へ

sumitomo 住友電気工業(兵庫県伊丹市)は、鋳鉄旋削用材種「AC4000Kシリーズ」を開発した。販売価格は従来品と同設定ながら、長寿命による工具使用量と工具交換頻度の低減、高能率による加工時間短縮を可能にしたという。
 高速条件で加工するケースが増えているねずみ鋳鉄、コーティングの剥離による寿命のバラつきが課題となっているダクタイル鋳鉄の旋削を想定して開発した。ネガティブ型、ポジティブ型から合計488型を製品化し、初年度1億円、3年後に年間3億円の販売を見込んでいる。
 耐熱性に優れた厚膜CVD材種「AC4010K」は、配向性制御・高強度アルミナ層と新規表面処理の適用により、欠け、チッピングを抑制しつつ、耐摩耗性を高めた。CVD膜と母材の密着力を上げたことで、耐剥離性が従来品の約2倍に。ねずみ鋳鉄の加工では、毎分700mの高速加工にも対応する。
 安定性が特長の汎用CVD材種「AC4015K」は、溶着によるコーティング剥離への耐久性が向上した。従来のコーティング膜と比較して2倍以上の刃先安定性を可能にした「鋳鉄旋削加工の第一推奨材種」としている。

  • 鳴門屋
  • 株式会社山善

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2017年7月25日号
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8〜10面
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