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東京電機大学、最先端金属3DPを地域に開放

「ものづくりセンター」で地域貢献

 東京電機大学は4月27日、学園創立110周年記念事業の一環として今年4月に開設した東京千住キャンパス新校舎5号館(東京都足立区)と、同5号館内の「ものづくりセンター」をマスコミに公開した。
 センターは1~3階の吹き抜け多目的スペースを活用したオープンな工房で、5軸マシニングセンタなど先端加工機を設置する。中でも注目を集めたのは、1階ホールに面したガラス張りのソディックコーナーだ。64平方メートルのスペースにソディックの精密金属3Dプリンタ(OPM250L)とリニアモータ駆動ワイヤ放電加工機(AL400G)を設置。東京電機大学卒の同社社員が週の半分は常駐して技術指導を行う。同社の古川利彦会長が同大学の卒業生かつ名誉博士号を授与された縁からコーナー設置に至ったという。
 センター設立の狙いの一つは、先端加工機を工学部のみならず建築学部など他学部の研究でも活用するよう促し、「イノベーションの担い手を育てる」(安田浩学長)ことにある。センター運営を担う工学部教授の藤田聡統括副学長は「地域のものづくり活性化に貢献することも大きな目的。近隣の製造事業者が気軽に最先端の3DP等を活用できるようにしたい」と話す。学外の利用料は他の研究機関などと比べて安価な設定を検討しているとした。
 ソディックでは、「最先端の金属3DPをオープンに利用できる大学というのは他に聞かない。研究者のみならず学生さんや製造事業者にも広く、活用メリットを知ってもらえるPR拠点になる」と言う。

  • 鳴門屋
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2017年7月25日号
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