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ツガミが自社展で新機種を披露

揺動切削やレーザーなど提案

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 ツガミ(西嶋尚生社長)は新潟県長岡市のツガミ長岡工場で6月22日から2日間「ツガミテクニカルフェア2017」と題する個展を開催。新製品4機種を含む全21機種を展示し、海外ユーザーを含む1042人が来場した。
 CNC精密自動旋盤の新製品では、B026/32/38シリーズに垂直刃物台搭載ラインを追加した「B0265V−Ⅲ」、背面刃物台Y軸付きラインを追加した「B0386−III」を展示。両シリーズとも機械ベースの本体剛性を高めた「Ⅲ」シリーズとしてブラッシュアップした。B0386−IIIでは工具を送り方向に細かく揺動することで切粉を短く分断する新技術「揺動切削」も初提案し、「従来と同等の面品位を保ちつつ、刃具寿命を2倍以上に伸ばせる。今後、搭載を検討していく」(技術統括部付部長の鷹野淳一氏)とした。また今回展を機に全機種に熱変位補正制御機能も搭載、「熱による寸法変位の影響を従来の4分の1程度に抑えられる」(同)と言う。
 昨年ジムトフで初出品した背面主軸が上下移動するターニングセンタ「TMA6JC」ではワーク脱着用の小型多軸ロボットのモジュールを追加し、自動化対応力をアピール。9月に発売予定の立型高速マシニングセンタ「VL3」は30番シリーズのロングストローク仕様(X軸700、Y軸450ミリ)で、「自動車・建設機械部品などの大型化が進む中国市場のニーズを反映した」(同社)という。想定価格は720万円、中国工場での量産軌道にのれば年間300~400台の販売を目指す。
 会場では参考出品として自動旋盤にファナック製ファイバーレーザを搭載した複合機も披露。レーザーでφ0.1ミリの細穴や80ミクロン幅のスリットを加工した円筒形試作ワークで精度の高さをみせ、医療部品や精密自動車部品などへの展開を狙うとした。

  • 鳴門屋
  • 株式会社山善

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2017年7月25日号
6〜7面
CAD/_CAM特集
8〜10面
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