logo

企業情報 詳細

DMG森精機、三重・伊賀の自社展に9千人

「世界最高」の立形MC、初披露

10839

 DMG森精機(名古屋市中村区、森雅彦社長)は6月24日までの5日間、伊賀事業所(三重県伊賀市)で恒例の自社展「IGA INNOVATION DAYS」を開き、機械ユーザーら約9千人が訪れた。
 第1組立工場内に設けたショールームに厳選した51台の工作機械や自動化システムなどを展示した。世界初披露となったのは立形マシニングセンタ(MC)「NVXシリーズ」の第2世代モデル「NVX 5080 2nd Generation」。主軸は40番と50番テーパを用意し、40番では毎分2万回転の高速仕様を用意した。主軸の振れを0・5ミクロン以内に抑え、1~2ミクロン精度で位置決めする。森社長は初日に開いた会見で「これまで『世界最高』といった表現はしなかったが、今回は素直に1工作機械技術者として心の底から最高の機械ができたと言える」と自信を隠さずに話した。「単なる立形のMC。しかし世界に存在する立マシの中で最も精度が高い。それが高々2千万円ちょっとの価格でできてしまった」。すでに受注を始め、11月から出荷するという。
 日本初披露となったのはパウダーベッド方式のレーザー金属積層造形機「LASERTEC 30 SLM」(税別6950万円、6月20日受注開始)。2月に子会社化したREALIZER社との協業で生まれたAM機で、幅2・3×奥行き0・9㍍と圧倒的に小さいのが売りだ。これまでに同社が発売した、高速で肉盛りするパウダーノズル方式のAM2機種に、20~100ミクロンの積層厚の高精度機を加えたかたち。
 同社はAM2機種で年間30台弱、約40億円の売上があると森社長は言う。「来年はAM機で150~200台、100億円弱を狙いたい。世界の工作機械市場6兆円の3千~5千億円はAM機が占めるようになる。この15%、500億円を目指したい」。
 このほか異なるメーカーの複数のロボットや測定機などを加工機とつないで制御・管理できる「Mapps Connected」(今秋発売予定)やベストセラーターニングCLシリーズの後継シリーズとなる2500㍉長尺ワーク対応の「ALX 2500」(C軸割出しが可能で、ローダーなどオプションを多数用意。年末から来年発売予定)を実演して見せた。

  • 鳴門屋
  • 株式会社山善

日本物流新聞最新号

2017年7月25日号
6〜7面
CAD/_CAM特集
8〜10面
モノづくりの要所