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製品情報 詳細

ヤマザキマザック、DDL4kW仕様のレーザ加工機

メーカー名商品名
ヤマザキマザックOPTIPLEX 3015 DDL

薄板から厚板まで対応

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 ヤマザキマザックは3月2日、ダイレクトダイオードレーザ(DDL)による高速切断を可能にした加工機「OPTIPLEX 3015 DDL」の国内販売を開始した。販売価格は税別1億390万円。初年度は国内外で30台の販売を目指す。
 DDLは、CO2レーザやファイバーレーザに比べて波長が短く、熱吸収率が高いのが特長。ステンレス、アルミ、銅、真鍮に代表される高反射材にも対応できる。エネルギー変換効率がCO2レーザの4~5倍と、省エネ性が高いのもポイントだ。
 今回売り出したDDLによる4kW出力機は「大手メーカーでは初めて」(中西正純営業本部長)。パナソニックの発信器を採用した。昨秋、大型展示会を皮切りに欧州と米国で先行販売し、すでに8台の販売実績がある。
 薄板加工ではファイバーレーザに比べて、アルミで18%、ステンレスで14%速く加工できる。ファイバーレーザの苦手な領域とされる厚さ22mm程度の軟鋼の中厚板切断では「CO2レーザに近い切断面が得られる」(担当者)とした。
 板厚に合わせて最適なビーム径や焦点距離が設定できるマルチコントロールトーチを搭載。板金材料の質にバラつきが合っても対応できるように、切断速度や焦点距離といった「裕度」の範囲を広くした。
 担当者によると、「レンズが熱膨張して焦点が変化しても長時間安定して加工ができる」という。
 新型CNC装置「MAZATROL Preview G」も初めて搭載した。19インチのタッチパネルを採用。プロセスごとに分類された5つの画面を順番にチェックすると、レーザ加工がスタートできる仕様になっている。そのほかにも、段取り、調整、加工状況の監視などを自動化するインテリジェント機能を搭載している。
 中西営業本部長は「厚板もできる万能選手。メンテナンス、電気代などのコストを考えれば、メリットは十分ある。今は4kW仕様の1機種だけだが、今後2kWや6kWなどのシリーズ化も進めていきたい」と話した。

  • 鳴門屋
  • 株式会社山善

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2017年3月10日号
7〜12面
モノづくり大特集