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オヤジの社会学 一覧

2017年5月25日号

早生まれの悲劇  

 自分で確定申告していると時折、会社任せの年末調整ではまず気づかないだろうなと思われる税の意外な仕組みに驚くことがある。
 小生には今年大学を卒業して社会人になった娘が一人いる。高校を卒業して家を出て、都会のアパートで暮らしながら学校に通った。高額の教育費に加えて生活費の仕送りが家計...

2017年5月10日号

GWのオヤジ定石

 ゴールデンウィークに家族をどこへも連れていかない、これといって何のイベントもないというのもオヤジとして肩身がせまいので、せめて七輪に火を熾(おこ)そうかとなった。妻は調理の手が省けるし、子どもたちは肉がたくさん食べられるのでオヤジのすることとしては珍しく炭火焼は家族に好評なのだ。オヤジとして...

2017年4月25日号

陸と海の境界線

 海辺で暮らしていると時折、浜に生き物が打ち上げられているのを見かける。たまにテレビでも入江に入り込んで出られなくなっていたイルカが外洋に戻っていったとか、海岸に集団座礁したクジラを地元のダイバーらが海に戻そうとしたがうまくいかず、結局は死んでしまったなどというニュースを耳にする。
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2017年4月10日号

勝負事

 プロの将棋の世界が揺れている。昨年、羽生三冠から名人位を奪取した現役最強の佐藤天彦名人が先日行われたある一局でコンピューターの将棋ソフトに敗れるということが起こった。チェスの世界では世界チャンピオンが人工知能に敗れて久しい。もはや人間はコンピューターに勝てないとまでいわれている。少し前には世...

2017年3月25日号

フキノトウ狩り

 本紙は全国紙なので同じ読者でも北の方と南の方とではかなり季節感が違うのだろうけれど、彼岸を過ぎれば寒さは和らぎ北は北なりに、南は南なりにやはり春の訪れを感じることだろう。
 小生の家の近くではメジロがとまっていた梅の花はそろそろ終わろうとしている。1週間ほど前からはウグイスのホーホ...

2017年3月10日号

グレシャムの法則

 「地産地消」がいわれるようになったのは1980年代の半ばのことらしい。85年のプラザ合意でそれまで1ドル=240円台だった円ドルレートが円高へシフトし、3年ほどで120円台になった時代である。円が急激に強くなって、単純にいえば輸入品がそれまでの半値で買えるようになった。86 年からはGATT...

2017年2月25日号

カタカナは許してくれる

 少し前の話になるけれど、とある人が放送番組のアナウンサーがわかりにくい外来語を乱発して話すので精神的苦痛を受けたとして放送局を相手に慰謝料を請求する訴訟を起こしたことがあった。本気でお金を要求しているわけではなかったと記憶しているが、日本語防衛のために一石を投じたということだった。外来語の乱...

2017年2月10日号

介護の時代

 子育てが終わらないうちに親の介護の問題が浮上してきた。誰もが通る道とはいえ、これからのことを考えると暗澹たる気持ちになることがある。
 父親の認知症に家族が気づいたのは10年ほど前のことだ。無敵を誇った正月の家族麻雀で父親が勝たなくなった。点数を数えるのを間違えるようになった。そう...

2017年1月25日号

井戸の水

 暮れに引越しをした 。数えてみると人生7回目の引越しである。住む環境が変わると暮らしぶりもそれなりに変化するものだ。
 新居には井戸があって電動ポンプで水を汲み上げ、生活用水として使えるようになっている。上水も来ているのだが、井戸水が身近にある暮らしというのは初めてのことである。<...

2017年1月1日号

過去の清算

 物が増えすぎてあたりが狭くなってきたので暮れの大掃除を機会に処分を断行した。長く保有していた物も多く、アルバムを捨てるようで寂しい気もするけれど、空間にも価値がある。ゴミの中に埋まっているような生活よりも物のない広い空間ですっきりとした気分で新年をスタートしようというわけである。
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  • 鳴門屋
  • 株式会社山善

日本物流新聞最新号

2017年5月25日号
9〜17面
中部どてらい市開幕