「ポストマン」
1997年 米国ケヴィン・コスナー監督
切手の思い出
ちょうど一年前の2006年10月10日、日本映画の記念切手が発行された。2シートの中に懐かしい映画シーンが20作品プリントされている。 作品を紹介すると、丹下左膳(1935年)、雨月物語(53年)、七人の侍(54年)、眠狂四郎(63年)、宮本武蔵(61年)などなどの時代劇の他に、東京物語(53年)、キューポラのある街(62年)、蒲田行進曲(82年)、男はつらいよ(69年)と名画がズラリ。これでは映画ファンが切り取って利用することは出来ないと思うのだが…。三十郎もシートで購入し保存版とするかいまだ悩んでいる次第。
現在の郵便制度の原型が出来たのは明治4年4月20日とある。国内初の切手は竜の絵柄文字でデザインされた「竜文切手」。制度の提唱者は前島密であり三十郎の小さな頃の昭和30年代後半は未だ「前島密の1円切手」が現役であった。 小学生の頃、記念切手を収集した。やがて飽き、雑誌に広告を出していた名古屋の業者へ郵送し買い取り依頼したところ、額面以下の金額で叩き買いされ、悔しかったことを今も思い出す。当時の高額切手といえば「見返り美人」「月に雁」であったが今も貴重とされているのかしらん。
切手にまつわる思い出では、北海道の女子高生との文通も懐かしい。1970年、九段・科学技術館内に設置されていた当時では珍しいテレビ電話を通じての出会いがきっかけであった。 郵便映画では『ポストマン』(97年、ケヴィン・コスナー監督)を思いだす。世界大戦によって無政府状態となった2013年が舞台であるが、未来に絶望したポストマンが人と人を結ぶことに生きがいを見つける作品。大ヒットにはならなかったが、映画シーンは三十郎の脳裏に印刷・保存されている。
切手に限らず特に「プリクラ」等がそうだが、台紙などから簡単に剥がれず、かといって誰もが簡単にはがせるようにするには微妙な切れ目がいる。最新の機械はこんなところでも活躍している。