百年住宅西日本 株式会社 山口市嘉川3471-1 TEL.083-989-5522 |
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静岡市駿河区大谷2443-3 TEL.054-237-0500 |
代表取締役 中嶋 文雄 氏 |
百年の居住性、業界最速で実証へ
PCパネルに自信、50年無償保証の検討も
住宅の長期耐用にほぼ誰もが無関心だった約25年前、日本で初めて「構造体の35年間無償保証」を打ち出した企業がある。それが、静岡レスコハウスだ。当時から同社・中嶋文雄社長が抱いてきた想いは、「世界トップクラスの給与水準がある日本で、多くの人が『住宅貧乏』から脱出できないのはおかしい。20年や30年で建替えしなければならない住宅に住まう人は、大工のために働いているようなものだ」。同社が推進するWPC住宅なら、「耐震・防火・遮音・高耐久・断熱―5つの側面で日本一の性能がある。地震や台風の被害から命を守り、100年でも安心して住まえる」と確信を持ち、7月に山口でスタートした新会社「百年住宅西日本」でもWPC住宅を積極的に販売していくという。
■山口で、新会社をスタート
7月からは、山口県山口市を拠点とする「百年住宅西日本」も立ち上げた。WPC工法の技術協力先として関係を築いてきた山口の有力ビルダー「ウベハウス」が、6月に民事再生法の適用を申請したことを受け、事業を継承して再スタートさせた会社となる。
新会社について中嶋社長は「部材発注の合理化と荒利率のアップを図れば、成長軌道に乗せられる」とみており、さらなる発展に向け意欲的だ。
基本にあるのは「良いものを、早く、安く、親切にお届けする」(同)。中嶋社長は、「現場を歩いて回れば、お客様の話をじっくり聞けば、改善できる点はいくらでも見つかるもの」と話し、工場や現場改革の新発想を枚挙に暇がないほど挙げた。
その一例が工期の短縮。「パネル上下に凹凸をつけ、現場で誰もが素早くかつ正確に、パネルを組み立てることができる」(同)。工期の目標は、1坪あたり1日。それまでの3分の1近くに短縮し、「静岡での実験では、ほぼ100%成功した」(同)。導入を間近に控えており、これによる利益率アップを見越している。
また、着工ボリューム減、競争激化の時代にあっても、「必ず、選んでいただける」の信念を強くしているという。同社の住宅の平均坪単価は企画商品で50万円、フルオーダーで60万円〜。「木造軸組みの住宅と比べれば初期投資額は若干高くなりますが、メンテナンスや建替え費用を考えればWPC住宅のほうがメリットが大きい」(同)からだ。
今年度中に基盤を固め、来年度には売上高50億円、受注棟数176棟を目指す計画。続いて3年後には年率16%以上の売上高増を目標としている。その一方、静岡レスコハウスとの経営統合を図り、「50年無償保証」という長期耐用性を大きく打ち出した企業「100年住宅」としてのスタートも、視野の先にあるそうだ。
