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柝声(たくせい) 2010年01月01日号掲載

 少し残念な新年のスタートである▼昨年は、世界の景気がフォール(落下)中で、日本もどこまで、と不安いっぱいのスタートだったが、見通しは「後半持ち直し、二〇一〇年は光明を見ながら第一歩を踏み出せる」だった▼ところが、まわりの国や地域は好転して人も企業も元気に動き出しているのに、日本は、明るい春を迎える期待よりも「二番底」という真冬へ逆戻りの心配が大きくなっている▼外需依存度の高い日本経済の弱点が露呈した形だ。輸出キャンセルで行き場を失った商品の十分な「消化能力」が国内にない上に、先を見込んで能力アップした生産ラインも余り気味▼これが企業業績の悪化で雇用や所得に影響し、消費低迷、価格下落の行き着くところデフレ、株安。とはいえ世界の中でまだ日本経済の底力は大きい。その「買い」が円高。構造的な問題だけに根が深く解決に時間がかかる▼しかし昨年後半、外需が戻り始め、数値は着実に上向き、少し手を加え、後押しすると、沈滞経済が動き始める希望が出始めた。その最強、最大の押し手が政治▼「何とかしてほしい」と祈る気持ちで選んだのが民主党の新政権。半世紀余の手垢に汚れた政治を、洗い、虫干ししながらの新たな出発だから、最初からスムーズに行くとは考えていなかったが、それにしても優柔不断には失望だ▼みんなにいい顔は不要。反対、反感あって当たり前。その程度で腰が引けていては何もできない。勇気こそがこの国を新しくする第一歩だろう▼経済の再飛躍も、牽引は産業界の自力に委ね、政治は「大胆に、迅速に後押し」と願いたい。

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柝声(たくせい)
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