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柝声(たくせい) 2010年04月25日号掲載

 この春、学窓を巣立ち就職した人たちが、そろそろ初月給を手にする頃だ。多い少ないはあるだろうが、卒業したけれどまだ仕事先が決まらない人たちのことを思うとしあわせだ▼給料明細を見ると天引きされるカネが意外に多くて、学生時代にアルバイトで稼いだ額の方が多かった、とガッカリする人も中にはいるだろう▼が、正真正銘の社会人として働き(といっても4月は研修がほとんどだろうが)、得たカネはやはり値打ちが違う▼さて、その初月給をどう使うか。一人で生活を始めた人はほとんど家賃や食事代に消え、小遣い、交際費として使えるカネはさほど残らないかも知れない▼親元から通う人だって生活費として入れなければならないから、一人住まいほどではないにしても財布の中は潤沢とはいえない▼その少ないカネを遊興費に、被服費に、堅実に貯蓄や投資に、と様々だろう。自分は四十五年前、初月給手取り一万八千円の中から二千円を田舎の父母に送った▼その後数年間、ボーナス時に些少を送ったり送らなかったりで、忘れていたが、十年後、母親が他界、遺品の整理をしている時、そのままのカネが出てきた▼父親の話だと、母親は「もったいなくて」使えず、仏壇に供えた後、仕舞っていたとのことだった。カネとしては役に立たなかったが、わずかなカネが親と子の心の絆になったのかなとも▼親、祖父母、弟妹、お世話になった人に今月だけ、ちょっとムリするのもいい記念になるのでは…。


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柝声(たくせい)
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