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柝声(たくせい) 2010年05月10日号掲載

 「少し変」なのに、その「変」に気付かないのか、大きな声が上がらない世の中に危惧を覚えている▼4月末、東京第五検察審査会が小沢さんの土地取引疑惑について審査員十一人全員一致で「起訴相当」と議決した問題だ。東京地検特捜部が不起訴とした処分を根本から否定したわけである▼誤解ないようお断りしておくが、小沢フアンではないし、カネの問題は断じて説明責任があると考えている。しかし法制度のもとで「プロ」による捜査を誰一人、信用していない現実▼冤罪事件が続く検察への信頼が揺らいでいるとはいえ、十一人の確信の根拠は何だったのだろうか。「市民感覚」、「国民目線」というけれど「テレビ目線」になっていないか心配だ▼何せ、今や二十四時間テレビの時代だが報道らしい報道はごく限られ、多くはワイドショーの中で「市民裁判」され、タレントが専門家、万能者のように論評、解説を加える▼テレビ世代には「カリスマの啓示」に聞こえるだろうか。自ら考える能力、労力を放棄して、情緒で、古典的勧善懲悪で…。それが十一人の確信でないことを願いたい▼昨夏の総選挙で、おぞ気を覚える民主党三百八議席の選択と半年もしないのに、せっかちな引き降ろし。一人ひとりに自ら考える能力と労力を厭わぬ気概や気骨があればこんな付和雷同は起こらない▼とすると、やはりテレビ的日常の中で深慮なく、大勢に任せることに何も感じなくなっているのではないか。「小沢さんのあれが不起訴とは…」とは思うが、それにしても全員一致の「起訴相当」には首を傾げる。




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柝声(たくせい)
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