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映画のなかの生産機械 05月25日号掲載

食の楽しみ
「タンポポ」
1985年 伊丹十三監督

 勤務先事務所が移転しJR田町駅近くになった。以前との違いは午前11時を過ぎると弁当販売店(仮設の車移動店)が多く開かれること。値段は400〜500円に設定され、メニューも豊富だ。なかには個人が料理され販売されている弁当もあるが、食中毒・安全と品質は守られているだろうか。「安全と品質は俺が守る」―。モノづくり産業に従事する者には当然の心構えだ。
  私のこだわりの趣味の一つにグルメがある。☆マークを競い合う高級料理店よりも地元名産品・B級料理を好む。また、映画の中に美味そうな料理が映し出されると、がぜん嬉しくなる。
  今回は視点を変えて「美味い」映画を紹介させていただく。
  邦画からは次の2作品。思わず唾液を飲み込んでしまった。
  『タンポポ』(1985年、伊丹十三監督)。タンクローリードライバー(山崎努)が女手一つ(宮本信子)の寂れたラーメン屋を地域一番店に立て直す。主題のラーメンもさることながら、劇中で料理されたオムレツが美味そうだった。
  「南極料理人」(2009年、沖田修一監督)。厳寒の南極ドーム内で越冬する8人の観測員と暮らす料理人(堺雅人)。伊勢海老や和牛の豪華な料理もそうだが、質素なおにぎりやラーメンもスクリーンから飛び出しそうな美味さ。
  さらには「若大将シリーズ」(加山雄三主演)の舞台である「田能久すき焼き」を外せないし、「七人の侍」(1954年、黒澤明監督)」で勘兵衛が村人に約束するシーンも忘れがたく、画面から湯気が感じられた。「この飯、無駄には食わんぞ」(志村喬)。
  「ティファニーで朝食を」(1961年)では、ヘプバーンの魅力より美味そうなクロワッサンが印象に残った。
  アニメの中にもある。「レミーのおいしいレストラン」でのラタトゥイユ(野菜とトマト料理)。「アルプスの少女ハイジ」で見たとろけたラクレットチーズとライ麦パン。思わずゴックンだ。
  三十郎の生家で福岡県柳川市にあった「富貴美屋」では「団子・破れ饅頭(薄皮)・柏もち」が絶品であった。幼き頃に餡づくりと餅つきを手伝ったことが忘れ難い。
  真心こもった料理の味わいは、額に汗するモノづくりの素晴らしさに似通っている。



この一枚 鯉のぼり333+1


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