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柝声(たくせい) 2011年4月25日号掲載


 どこかで聞いた話、いや、どこかで耳にした見解である。つい最近だがどこだったか、記憶をたぐり、ようやく思い出した▼休日の昼、タレントとTVアナウンサーが司会する討論番組で出席者の一人が話していた、アレだ。大声で他を圧し話していたので覚えている▼どんな経歴の人か知らないが大震災にかかわる討論のテーマに詳しい専門家に違いない。論調に「なるほど」と思わせるところがあった▼それを電車で隣り合わせた5、6人のお年寄り仲間の一人が受け売りしているわけだ。話術に長けていて説得力があった▼だけど、そのお年寄りの弁舌に感心しながら怖さを覚えた。どれだけ理解しての話か、どれだけ異論、異説を知っての話か疑問の節も…▼われわれが一つの話を持ち出し、自分なりの見方、考え方を著すには、通常いくつかの意見、別方向からの見方を調べ、批判覚悟で自分の立ち位置を決めてかかる▼それからするとそのお年寄りの受け売りそのものの批評や見解披瀝は軽々。でも、今、こんな「まちの批評家」が多すぎる気がしてならない▼東日本大震災にかかわる批評はその最たるものだ。テレビ的人選による討論を大時代に受け止め、噛み砕かないまま自前風に批評や解説。これが、視聴が多い分、まことしやかな話になり「近くまた大地震が、放射能が」と人々を惑わす▼犠牲になった何万人の尊い命、何百万人の被災者に思いを寄せるなら他言は慎重にことばを選ばなければならない。







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柝声(たくせい)
13年08月25日号

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