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柝声(たくせい) 2011年5月25日号掲載


 

 二カ月半ぶりのゴルフだった。東日本大震災で多くの人が犠牲になり、また被災された方々が未だ難渋の日々を送られている中で「気楽にゴルフなんて」▼後ろめたい気持ちが何となくプレーを重くし、いつもの大声が出せなかった。しかし自分だけでなく同伴者も言葉が少ない▼昼食時に出会わせた旧知の支配人が「被災の大きさや深刻さを考えれば一定期間の自粛は当然ですが、今以てですからキツイですね」、「ゴルフには絶好の時節なのに来場者の足は止まったまま」▼「われわれにとってゴルフは遊びではなく生活そのものですからね。『哀悼』や『お見舞い』からそろそろ本当の意味での『がんばろう!日本』になっていただきたい」と…▼いや、本当。大震災以後、会合などのあいさつでは冒頭、必ず犠牲者への哀悼と被災者へのお見舞いのことばがでてくる。それに慶びごとも抑え気味▼これは、人としての節度であり、とりわけわれわれ日本人に深く根付いた倫理観なのだろう。でもここで立ち止まったり、終わったりは犠牲者や被災者への単なる「同情」に過ぎなくなる▼真の思いやりは「弔い合戦」ではないけれど、明るく元気にがんばって、立ち向かって失ったものを取り戻し、さらに高みへ挑む一人ひとりの姿勢や勇気や気概だろう。犠牲者に対する鎮魂と被災者の空虚な気持ちを埋めるのは進んでそれをやれるかどうか▼「がんばろう!日本」そろそろ「前へ前へ」スイッチを切り替える時期だ。








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柝声(たくせい)
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