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柝声(たくせい) 2011年8月25日号掲載


 「超円高」――三月に一ドル=七六円二五銭の戦後最高値。これを八月十九日に更新して七五円九五銭▼「失われた二十年。こんな日本の経済状況で?」、「東日本大震災と原発事故で生産が停滞し経済がガタガタしてるのに?」、「借金で首が回らないくらいの国家財政なのに?」▼聞けば円が強いからではなく、欧州は財政破綻状態にあるギリシャ、それに赤信号の国が数カ国。頼りとする米国は超赤字の国家財政に景気の先行き懸念▼ユーロもドルも信頼感に欠ける。消去法で行くと「とりあえず日本円で急場を凌いでおこうか」が投機筋の考え。しかし投機筋とは、れっきとした金融機関▼その金融機関が闇雲にドルを円に持ち替えるご都合で日本のモノづくりを、経済をガタガタにされたのではたまったものではない▼政府・日銀による円売りドル買い、財務相は再度の為替介入も辞さないと強い言い方だが、首相交代の政局でこころここにあらずの足元を見られている▼それに世界規模の財政・景気不安に日本単独では渇いた大地に水を撒くようなもので効果のほどは疑問。であれば「G7を中心に主要国が協調して」との話だが、自国通貨が安ければ貿易に有利だからこれも本気度は疑問▼であれば日本は各国を慌てさせるくらいの強い決意や行動を示すことだ。たまり続ける外貨で各国の土地・資産・企業、利権を買い占めるなど八十年代の日本が米国などでやったように▼問題は多いし、協調を乱すのは本意ではないが、時には「国家防衛」の気迫を示さなければ、ただ「便利な日本」になり下がってしまう。







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柝声(たくせい)
13年08月25日号

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