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柝声(たくせい) 2011年11月10日号掲載


 ギリシャの財政危機はEUが金融支援の条件として要求していた挙国一致の政治体制へ舵を切ることでひとまず回避された▼「国民投票を行って」なんて悠長なことをやってEUから見放されていたら、ギリシャ一国やユーロ圏の問題で収まらず世界の金融や経済がとんでもないことになっていた▼賢明、いや事情を勘案すれば当然の選択だった。でもギリシャ問題が解決したわけではない。むしろギリシャはより一層重い荷物を背負うことになった▼なにせこれまでの債務の上に、さらに大きな債務を重ねたのだ。オリーブや綿や葉タバコ、それに観光、海運産業を督励し、「税収を増やして返す」にも多額の債務に見合う規模や金額とは言い難い。しかも公務員が多く、税収に対する人件費比率が高い▼この当たりの政治差配も必要だが、やはり何と言っても、みんなが切り詰め、節約し、少々の負担を覚悟の上で少しずつ返していく以外に、国としての主体性もプライドも取り戻せない▼といえば遠い国に対する上目線の論評に思われるかも知れないが、周知、日本も「同じ穴のむじな」で他所のことをとやかく言っている場合ではない▼「日本の債務の九五%は国内消化」など楽観論もあるが、民間が帳消しにするとか、代わって支払ってくれるわけではない。国の紛れもない債務。国民にツケがまわってくる借金。手を拱けば増え続け、ギリシャとケタ違いの、世界が耐えられないお荷物国家になりかねない▼政治、行政、政治家、官僚に不信はあるが、ギリシャを他山の石に挙国的決断と行動が必要だ。







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柝声(たくせい)
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