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柝声(たくせい) 2012年03月30日号掲載


 本当は「学校の先生になりたかった」、「背広を着て会社勤めし、まちの暮らしをしてみたかった」、「技術を勉強して機械を操作する職場で仕事がしたかった」▼しかし「口減らしのため住み込みに出され、夜学にも行けなかった」、「家業を継ぐ人間が自分しかなく、五十年余、島から出られなかった」、「辺地のため、したい勉強ができず、職工で終わった」▼故郷の島で再会した幼馴染の多くが思うに任せない『仕事人生』だった。悔いが残っているだろうと言葉を選びながらしゃべると、意外にも「充足感」に満ちた言葉が返ってきた▼夢や望みを端からあきらめたからではない。むしろ「若い時分、かなわないことに苦しみ、脱力し、自棄になって抵抗した」こともあった▼そんな気持ちに整理がつき、望まなかった仕事や暮らしに本気で取り組めるようになったのは、職場での仕事の苦労、仲間との協力、伴侶との出会い、生活の苦闘、子供たちの成長だった。「苦しみが本当の人生を教えてくれた」▼そのことを思うと「今の子供(学生)は、親がそんな風に育てたから悪いのだが、気ままで贅沢。いまどき学校を出て就職先がないなんて絶対ない。その気ならなんぼでもある」▼「世の中、思いどうりなんてそうそうない。そうでないところから這い上がって自分の夢を実現させるくらいの気概があれば何とでもできる」▼就職は「冬の時代じゃあない。若い人の意気地のなさが冬の時代にしてしまっている」と手厳しかった。





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