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柝声(たくせい) 2012年04月25日号掲載


 国内の原発五十四基のうち東電福島第一原発の四基が廃炉、四月二十日運転停止▼残り五十基。そのうち稼動しているのは北電・泊の一基、これも五月五日、点検停止で国内原発のすべてが止まる▼東日本大震災の大津波による原発事故で「安全神話」が崩れると共に放射能の恐ろしさ、汚染の厄介さを思い知らされることになった▼途端に「脱原発」の声が大きくなった。市民感覚で今とこれから先のことを考えれば、思いは同じだ。が、ことはそんなに簡単ではない▼従来の火力や水力を主役に戻し、降板した「原発」の不足分を太陽光や風などで埋められるかどうか、だけで済まされないからだ▼電力会社は盛んに電力不足の情報を発信しているが、消費者を強く意識したもので、企業、特にモノづくり企業にとっては「電力不足でさらに、どれだけの企業努力を求められるのか、コストアップになるのか」である▼ただでさえグローバル市場で日本の高コスト製品が敬遠され、自動車でも家電でも勝てなくなりつつあるのに、「これ以上のコストアップは耐えられない」▼残る選択肢は生産の海外移転。中国やタイやアジアの国々にモノづくりが引越し、結果、国内の雇用が、消費が、経済が落ち込んでいくことになる▼企業も人もそれを望んでいない。「できるなら日本国内で…」だろう。それには一定期間の「再稼動」が不可欠。経済界、産業界は沈黙せず必要性を訴えてもらいたいものだ▼そうでなければ原発「悪」論だけが大手を振り、多くの犠牲の上に築いた日本の戦後発展の歴史も否定されかねなくなる。





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