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柝声(たくせい) 2012年05月25日号掲載


 債務危機に端を発するギリシャの混迷は、近い将来の日本を想起させる▼当のギリシャ、浪費とはいわないが国家運営費が身の丈を超え、税収では足りない分を海外から国債発行などで調達してきた▼経済成長下であれば借金の順次返済も可能だが、運悪く世界経済が減速、税収が落ち込んで返済が難しくなった。企業なら経営の行き詰まり、次いで倒産だがギリシャは小国でも国▼その国が借金を返せないとなると欧州どころか世界が混乱する。させてはならないからグループのEUは金融機関と協力し貸したカネの一部棒引きと共にこれからの必要なカネも準備▼支払ってもらえる見込みもないのに、である。そんな、まわりが気を揉む中でギリシャは五月初め、総選挙を実施▼結果、反緊縮策、債務返済拒否の勢力が台頭し連立政権がまとまらず、六月、再選挙で改めてギリシャの進むべき方向を国民に問うことになった▼このギリシャの選択を「まとも」ととる人間が何人いるだろうか。百歩譲って心情を察しても首を傾げてしまう▼でも、今の日本、日本人にとってこれは、決して他人事ではない。国の借金額は借りる相手が主に国内といえどもケタが違う▼政治家が無節操な大盤振舞いで増やした大借金だから責任取ってと突っ返したいのだが、いまさらできない▼それよりツケを子供たちに負わせたくない、まわりに迷惑をかけたくない一心で消費税も仕方ないかな…と▼それなのに反対を叫ぶ政治家。少子化、先細る経済、海外移転が進む状況下で債務を消すどんな算段があるのか示してほしい。





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