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オヤジの社会学  2013年1月1日号掲載

巳の字は胎児の姿

 2013年巳年のスタートだ。師走総選挙で政権に返り咲いた安倍首相のもと、新たな政治体制がスタートする年でもある。夏には参院選が控えている。多くの人々の願いは経済再建と平和であろう。課題山積のニッポン丸。果たして新年にどんな航跡を残すことになるのか。干支でひと回り前の年を振り返ってみると、12年前の巳年は2001年に当たり、21世紀が始まった年だった。
 1月にジョージ・ブッシュが米大統領に就任した。そして、忘れもしない9月11日に、4機の航空機がハイジャックされ、アメリカ同時多発テロ事件が起こる。その後、アメリカはタリバン政権打倒のためアフガニスタン侵攻を開始、中東テロ組織への報復攻撃を次第にエスカレートさせていく。国際社会には暗雲が垂れこめ、不安と緊張の中で新世紀を歩み出した年だった。
 国内では1月に中央省庁の再編が行われ、それまでの1府22省庁が1府12省庁になった。4月には小泉第1次内閣が発足している。8月に首相が靖国神社を参拝すると中国、韓国は反発を強めた。省庁再編で何か目に見える効果は上がったのか、靖国問題はあれから何か進展があったのか、と考え込んでしまう。
 この年、アップル・コンピュータは通信のインターフェースを改善したOSXを3月にリリースし、10月にiPodの発売を開始、現在の好調の基礎を固めた年になった。6月に附属池田小事件があり、9月には東京ディズニーシーがオープン。12月には愛子様が誕生されている。
 政界や国際社会の動向、当時の出来事を振り返ってみれば、あれから12年。つい昨日のことのようであり、あるいはずいぶん昔のことのようであり、何が変わり、何が変わらなかったのか。
 「巳」の字は、お腹の中で頭と体ができ始めた胎児の姿を表しており、新しい生命が芽生え始める時期といわれる。それにあやかって、何かフレッシュで、生き生きとした新しいことがたくさん起こってほしいと願う年頭である。


中原亭(なかはら・てい)…金融、工業系と紙誌の編集を経て田舎暮らしにチャレンジ。現在、地方紙コラム執筆・地域雑誌編集のかたわら、田んぼを耕作。5人の子持ちオヤジ。





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