鯉のぼり333+1匹

今年も東京タワーに

 高さでダメなら数で存在感を示せ—。とばかりに東京タワー1階玄関前に4月5日、大量の鯉のぼりが登場した。東京タワーより301m高い東京スカイツリーに地デジテレビ電波放送が順次切り替わっており、元祖は役目を奪われつつある。
 泳ぎ始めたのはタワー高さにちなんだ333匹の鯉のぼりと長さ約6mのさんまのぼり。さんまのぼりは東日本大震災の復興メッセージを込めて震災直後の2011年4月に制作したもの。実はこの「端午の節句」特別企画は今年で5回目。5月6日まで休みなく泳ぐはずだったが、さすがにこの6、7日は台風なみの強風で、のっけから取り外すことになった。「毎年行っていて5年目になるが、台風シーズンでもない本期間中に取り外したのは初めて。でも休んだのは2日間だけですよ」(広報部)と健在ぶりを訴える。記者としては風速30mにも見事に耐えましたよ、という声を聞きたくて電話したのだけれど。