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柝声(たくせい) 2013年9月25日号掲載


 2020年、東京オリンピックの開催が決まった。場所は東京だが、近年これといったいい話がなく、世界で「地盤沈下」気味の日本にとって国家的ヒットといえるかもしれない▼「かもしれない」というのは、喜びに沸く東京・中央地域や土木・建設をはじめとする関連産業に対し、たくさんの疑問符や懸念の声を耳にするからだ▼「なぜ、2度も東京なのか」、財政的に賄えるのは東京だけか。今回、手を挙げなかった大阪、名古屋、国内選択でかつて破れた福岡を地方の活性化の目玉として国の財政支援で開けなかったのか▼競技施設の新設、改築、拡充、インフラ整備。一部、東北地域の開催計画を除いて都内域に集中となるが、事業の潤いも中央に偏らないか▼派生する事業は「北は東北、南は中部に一部近畿圏まで。西日本地域は蚊帳の外」といった冷めた、いや懸念の声が早くも聞かれるようになった▼一方の「よろこび派」は、「実力は世界有数なのに、負け組のような自信喪失の日本がアベノミクスでデフレ脱却。その上に今後7年間確実に続く投資の上げ潮」▼「真水が2兆円であれば動く規模はその数倍、数十倍。関連事業の一極集中はありえない。形を変えて国内全域はもちろん周辺国・地域に事業や仕事、雇用は行渡る」と…▼どちらが的をえているのか分からない。確かなのは、今にして国の「資産」の多くが集中している東京に、さらにヒト、モノ、カネが長期にわたって上乗せされることだ▼手を拱けば「偏在」は確実。ここは政治の力でそうならないことを…、そして地方の活性化と広く産業・業種への目配りを忘れないことを期待したい。





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柝声(たくせい)
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