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アイオイ・システム、人手不足も解消

デジタルピッキングで作業 確実に

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 様々な業界で人手不足が叫ばれるなかアイオイ・システム(東京都大田区)のデジタルピッキングシステムが注目度を増している。物流センターなどで行われる仕分け作業をデジタル機器を用いて確実に、初心者でもミスなく行えるようにするもので、改良を重ねこの30年で世界で4千システムの販売実績があるという。
 同社は「大手さんでの採用が多いが、ミスを減らして効率を追求しようとする中小さんからも引き合いをいただいている」(古田祥平セールスエンジニア)と話し、6月末に都内で開かれた「アジア・シームレス物流ファーラム」で実演して見せた。
 使い方はこうだ。作業進捗状況が書かれたRFID付き電子ペーパーを、加工する部品とともに作業者が受け取る。画面の指示に従い棚から別の部品を取り出し組み付けるとそれがシステムに反映され次の指示へと進む(棚に付けられたセンサーが装置と連動)。同時に電子ペーパーの内容も更新される。「カンバン(作業指示書)がモノと一緒に流れるイメージ。誰がいつどんな作業を行ったかという作業履歴も残せる」(同)メリットもある。同様の装置を扱うライバル企業は国内に数社あるが、棚を組む際のセンサーなどをシンプルな構造にしたことでレイアウト変更しやすく、壊れにくい点で差別化できているそうだ。
(画像:デジタルピッキング装置を使ったセル生産のイメージ。正面の棚から部品を取り出す際にセンサーに触れることで作業進捗が更新される)