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山善家庭機器、取引メーカー70社招き決起会

今期売上800億円へ

 山善・家庭機器事業部(麻生太一事業部長)は6月19日、現況報告や方針説明などで構成する恒例の決起会を東京・港区の八芳園で開いた。東日本地区の主力メーカー70社・109人が出席し、製販の協力と新たな挑戦で互いに売上アップする関係構築を呼びかけた。
 家庭機器事業部は2014年3月期の売上高が前期比2.7%増の766億円だったことを受け、今期の計画として780億円を公表している。が、麻生事業部長は「前期比14億円アップでは新たな挑戦にならない。山善全体として初の4000億円を目指す以上、当事業部も初の800億円を目指す」と力を込めた。これを実現するための手段として製販での情報共有、インターネット通販の活用を挙げる。04年に本格稼働した同事業部のネット通販「くらしのeショップ」は14年3月期には6万5千の登録アイテム数で売上50億円を突破。「今期は7万6千アイテムに増やし、売上を倍増させたい。取り扱い製品の写真や売価がリアルタイムで確認でき、営業ツールとしても活用いただきたい」と呼びかけた。
 メーカーを代表しコロナの清田壽男・営業本部副本部長は「前期は夏は意外と暑く、また3月の駆け込みもあったが、今期は厳しい。ただ消費は回復基調にあり、山善さんがよく言われるように感動ある提案と現場へ足を運ぶことでこの難局は打開できる」と応えた。
 全社の現況を報告した山善の中田繞副社長は今年2月に日本格付研究所から長期発行体格付を「トリプルBプラス」から「シングルAマイナス」に1段階格上げされるなど同社の評価が高まっていることを紹介し、「今期は売上4100億円を下限に、3カ年計画最終年となる来期は4500億円を目指して取り組む」と話した。