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シンガポール、2〜3%成長目指しロードマップ公表

 シンガポールの未来経済委員会(CFE)は今後10年間にわたり年2~3%の品質・生産性主導の経済成長を目指し、7つの戦略をまとめた。
 7戦略とは国際関係の強化と多様化、高度な技術の習得と活用、革新・拡大のための企業能力の強化、強力なデジタル技術の構築、活気に満ちチャンスにつながる都市開発、産業変革マップ(ITM)の開発と実施、成長と革新を実現するパートナーシップの締結。30人の委員からなるCFEは世界的成長は抑制され、世界経済は人口動態における変化に直面。グローバルバリューチェーンも変化し貿易の流れが混乱していると指摘している。国内総生産(GDP)の3分の2を貿易に依存するシンガポールにとって孤立への動きは成長を脅かす可能性があるとも危惧する。
 CFE委員長のヘン・スウィーキート財務大臣は「シンガポールがどのように世界との関係を保つかという問題は、私たち皆にとっての問題。つまり、これは何も新しいことではなく、私たちは世界との関係をどのように維持するかに注力し続けることなのです」と述べている。
 CFEは産業用IoT、付加製造、ロボット工学などが含まれる先進製造分野をますます発展する重要な成長産業と位置づけている。シンガポールはエマソン、シーメンスなどの大手テクノロジー企業を誘致し最新の産業用ソリューションを開発することで、先進製造エコシステムを積極的に構築してきた。