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JIS規格の見直し等、研削砥石工業会が総会

新会長に小倉久也氏

 研削砥石工業会は4月20日、都内のホテルで第129回定時総会を開き、講演会や研修会等を通じた会員メーカーの業務支援や、時代に適合したJIS規格・研削盤等構造規格の見直し、環境負荷物質・有害物ばく露作業への対応などを柱とする今年度事業計画案を了承した。佐分孝一会長を継ぎ、新会長にノリタケカンパニーリミテドの小倉久也取締役が就任した。
 小倉新会長は挨拶で「昨年は厳しかったが、後半とくに2、3月は回復方向にあった。この先の環境は掴みようが無いが、どんな環境になっても変わらぬ研鑽で、安心・安全な砥石を提供しよう。我々の砥石が日本の産業を支えるんだ」と呼びかけた。
 今期の事業について事務局に聞くと「切る、削る、磨くとモノづくりの基本を支える研削砥石の日本製品質の高さも引き続きアピールしたい。砥粒一つをとってもアジアに比べ日本製が精密に揃っていて断然うえ。ところがユーザーの現場がそうと判っていても、購買者が安い海外製を選ぶ例がまだ多い。一種の啓蒙活動を進めたい」(今井寿男専務理事)としていた。
 なお総会とともに表彰を行い、永年功労者としてレヂトンの山下禮司社長と、ノリタケカンパニーリミテドの小倉久也取締役の2氏を表彰した。