News

フジ矢、若穂囲製作所を子会社化

「WISE」ブランドは継続

 フジ矢は、1952年創業の作業工具メーカー若穂囲製作所(新潟県燕市)の全株式を取得し、5月26日付で子会社化した。若穂囲製作所が抱えていた後継者不在の課題を第三者承継で解消するのが目的。六角レンチやネジ回しなどを国内外で展開しているWISEブランドは今後も継続する。
 野﨑恭伸社長は、「これまで積み上げてきたノウハウを、廃業で失うのはもったいない。メイドインジャパンの技術を守る点で、意味のあるM&Aになった。少子高齢化が進む日本で、規模の拡大による海外展開を見すえた多角化の一環でもある。ペンチ、ニッパーだけではない、総合作業工具メーカーを目指している」とコメントしている。
 フジ矢は、2015年に「VICTOR」ブランドの花園工具を子会社化。昨秋、フジ矢本社工場に生産体制を一本化し、効率向上による生産能力増強とコスト削減を進めている。