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ジャーブネットが全国大会

「匠の心と住宅文化」もう一度考え直す

 全国の工務店約320社ほか住宅関連企業らで構成するビルダー全国ネットワーク「ジャーブネット」(主宰・宮沢俊哉=アキュラホーム社長)が7月3日、都内の目黒雅叙園で第15回全国決起大会を開き、今年度の方針や重点施策などを確認しあった。
 昨年度はネットワーク全体の注文棟数で7235棟の実績だった。前年から400棟ほど減ったが、一社あたりの注文棟数は22.1棟と逆に1.5棟増加。会員数の拡大を追う過去の路線から切り替えて以降、一社あたり棟数実績は連続し増加している。今年の数的目標について宮沢主宰は「当社(アキュラホーム)でもそうだが、受注棟数の全体目標はジャーブネットとして掲げない。各社が、顧客を大事にしたビジネスで優良ビルダーとしての存在感を高めることが大事」などと話した。
 今年度も引き続き「匠の心」をキーワードに、「現代の名棟梁」を目指すための勉強会などに力を入れる。同時に住宅作りのなかでの「改善提案」を募ってコストダウンとバリューアップにつなげる改善・開発プロジェクトを重点推進する。
 宮沢主宰率いるアキュラホームは今年6月、官学の有識者らが理事を務める「アキュラホーム住生活研究所」を設立、よりよい住環境を作るための研究活動を本格開始したが、同様の取り組みはジャーブネットでも推進するようだ。この日の記者会見で宮沢主宰は「近年のジャーブネット総会には建築学会や大学、住宅研究者、ライバルメーカーも含め多数に参加いただいている。開かれた存在として日本の家づくりに貢献できるネットワークにしたい」と話していた。