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三菱マテリアル、都内で拡販会議を開催

新商品ブランド「DIAEDGE」発表

 三菱マテリアル(加工事業カンパニー)は5月26日、主力特約店・代理店を招いた「MSM(三菱拡販戦略会議)」を都内のホテルで開催。同社超硬製品事業の概況と共に新たな商品ブランド「DIAEDGE(ダイヤエッジ)」を発表した。
 DIAEDGEはダイヤ(高級・高品質)とエッジ(愛着、最先端)を組み合わせた造語。同社常務執行役員・加工事業カンパニープレジデントの鶴巻二三男氏は「ブランドをじっくり育て、三菱マテリアルの工具の総称としてマーケットに広めたい」と強調し、参加各社の協力を呼びかけた。
 また鶴巻氏は17年から3年間の中期経営計画において過去最大の投資を計画しており、その代表例として岐阜製作所内に中部テクニカルセンターを6月にオープン予定であることを説明。IT戦略にも言及し、社内の生産効率向上に活かす「ものづくりのIoT」を進めつつ、工作機械メーカー等と連携して切削条件の最適解を導き出す「顧客のためのIoT」を推進することで「価格や製品のみの差別化から、顧客囲い込み戦略にシフトする」(鶴巻氏)方針なども話した。
 続いてバイスプレジデントの中村伸一営業本部長が営業概況を説明。2016年の切削工具の国内外の販売額は円高等の影響で対前年比6%減だったが「17年は同4%増を目指す。とりわけ国内は同4・4%増と高い伸び率に」(中村本部長)と期待を込めた。
 DIAEDGEブランド導入後の新製品第一弾として、新設計の縦刃インサートを採用した多機能型ショルダエンドミル「VPXシリーズ」も紹介した(今秋発売予定)。刃先強度と本体剛性に優れ高負荷加工でも安定して使用できることのほか、ランピング加工(斜め送り)対応、他社競合品と比較した寿命の長さなどもアピールした。