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太陽工機が個展

超小型研削盤に新2機種追加

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 太陽工機(渡辺登社長)は6月22、23日に新潟県長岡市の本社工場でプライベートショーを開催し、814人が来場した。同社は小型立型研削盤市場のパイオニア。渡辺社長の「今のユーザーの最大の関心事はスペースあたりの生産性」との言葉通り、会場でも省スペース化やサイクルタイム短縮、そして自動化ニーズに応える製品群の数々を披露した。
 中でも特に注目を浴びたのは、超小型立型研削盤「USGシリーズ」の新ラインアップ2機種だ。USGシリーズでは最大ワーク主軸振りφ180mmの「USG−1」を昨年発売し小型量産部品関連などで好評を集めてきたが、今回展では市場のゴールデンゾーンに対応する最大ワーク主軸振りφ380mmの「USG−3」と、カムリング加工の高速高精度化を実現する「USG−2CL」を披露した。
 USG−3の機械間口は900mmで同社従来機種(IGVシリーズ)比約36%削減。前面カバーはフルオープンでき、機械左右のメンテ用スペースを大幅に詰められるため、「メンテ空間を含めたフロアスペースを約61%削減可能。従来1台分のスペースに2台を置ける」(技術開発部)と言う。価格(税別)は内研軸1スピンドルまたは外研軸1スピンドル仕様が1630万円、2スピンドル仕様が1950万円。6月20日から発売しており、年間40台の販売を目指す。 また、USG−2CLはパワステなどのカムリング加工に特化した研削盤で、間口600mmにコンパクト化しつつ、主軸回転速度の向上や軸の同期制御の高精度化により生産性を約1.7倍に高められる。価格は未定、今秋から本格販売予定。
 複合化、自動化に向けた提案も目立った。会場では機内に3つのワークステーションを設けた高生産型立形複合研削盤「PGV−3」を展示し、「従来工程を分けていた加工を、別々のステーションで同時加工でき、生産性を飛躍的に向上することができる」(海外営業部の渡辺剛部長・取締役)としたほか、多関節ロボットを用いたエアブローや計測など後工程のパッケージ化のデモも。「カスタム設計からティーチングまで、ニーズに合わせてワンストップで提供できる」(同)とアピールした。