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富士機械製造、新発想のモジュール型旋盤

メーカー名商品名
富士機械製造モジュール型生産設備「DLFn(ドルフィン)」

多彩な組合せで、自動生産ラインを構築

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 富士機械製造(愛知県豊田市、曽我信之社長)が開発したモジュール型生産設備「DLFn(ドルフィン)」は、規格化された1台のベース上に2台の機械モジュールを搭載した新発想の旋盤。同社では、「自動車部品を中心とした量産加工市場に最適な全自動生産ラインの構築を可能とした」としている。
 価格は1350万円 (ベースモジュールに旋盤モジュールを2台搭載時)。
 機内にワーク搬送装置を搭載しているため、ワーク脱着時間を最短時5秒で行い、ロスタイムを軽減する。また、幅450㍉のドルフィンを10台連結のラインを構成しても全長4.5mと、「従来の当社製平行2軸旋盤ライン(11m)に比べ、ライン全長で50%カット を実現する」(同社)のが大きな特長。
 旋盤モジュールのほか、測定やミーリング等の多彩なモジュール群の組み合わせで、最小限のスペースで最大限の生産性を発揮するライン構築が可能。操作系は新開発のHMI(ヒューマンマシンインターフェイス)を搭載、「操作感が統一され多彩なモジュールが違和感なく操作できる」としている。
 旋盤モジュールは、モジュール幅450mm、最大加工ワーク寸法φ300mm、L=120mm、チャックサイズ 8~12インチ、タレット装置8頭、使用刃具□25、φ32-が主な仕様。同社では、販売網を拡大し、旋盤モジュールを中心としたライン受注を目指すほか、現場ニーズに対応した多彩なモジュール群を継続的に開発し、「生産ラインを小さな工場に見立てた『ミニチュアファクトリー』の実現」を目指す。

 なお、同製品は6月に名古屋で開催された「中部どてらい市」に出品、注目を集めた。