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インフラ点検・検査・管理を効率化

モニタリングシステム、ロボット開発へ NEDOがプロジェクト始動

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこのほど、橋梁やトンネルなどインフラの状態を的確に把握するモニタリングシステムとインフラの維持管理を行うロボット・非破壊検査装置の開発プロジェクトに着手すると発表した。
 同プロジェクトは、既存インフラの状態に応じて効果的かつ効率的な維持管理・更新等を図るため、現状を的確に把握できるモニタリングシステムの技術開発および維持管理を行うロボット・非破壊検査装置の技術開発を行い、インフラの維持管理・更新等での財政問題や人材・技術不足の解決を図るもの。
 具体的には、(1)インフラ状態モニタリング用センサシステム開発=構造物および構成部材の状態を常時・継続的・網羅的に把握するセンサシステム開発およびセンサシステムを用いたセンサネットワークシステムの構築と実証実験を行う(2)イメージング技術を用いたインフラ状態モニタリングシステム開発=完全自動により取得データからヒビ割れ等を判別できるデータ処理手法、撮影時の位置ずれを補正でき平面のみならず、奥行き(3D)もわかる画像解析手法を開発し、実証実験を行う(3)インフラ維持管理用ロボット技術・非破壊検査装置開発=インフラ構造物の中で、人間の立入りが困難な箇所へ移動し、インフラの維持管理に必要な情報を取得できるロボットの開発と実証実験を行う。また、これらのロボットに搭載可能な、小型の非破壊検査装置の開発と実証実験を実施する―等に取り組む。 こうした実証実験に取り組むことで、高度成長期(1950年代~70年代)に整備されたインフラの維持管理や更新に関わる財政問題や人材・技術不足の解決を目指す。プロジェクトの期間は18年度末までの5年間を予定している。