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近鉄不動産、リノベーション事業に本格参入

1坪18万円、定額制で新築同様に

 近鉄不動産(澤田悦郎社長)がリノベーション事業に本格参入した。ブランド名は『近鉄のリノベーション「まるごと」Newing』。中古戸建住宅を一棟まるごと新築同様にリノベーション(大規模改修)するもので、基本工事金額は1坪18万円(諸費用・消費税除く)。受注目標は今期で30棟とする。
 基本工事は、防蟻処理や耐震診断など構造部から、外壁、屋根の塗装、床壁天井などの貼り換え、キッチン・バスの交換などを含む。オプションとして耐震や断熱、外構の工事などが可能であるほか、同社では長期優良住宅化リフォームの施工実績も持つ。
 リフォーム事業本部の西田正彦部長は「当社の試算によると、リノベーションにかかる費用(中古住宅の購入費用を含む)は注文住宅を建て替えた場合の約70%で済む。工事内容と金額を明らかにすることで安心感を高め、需要を採りこみたい」という。
 インスペクター(既存住宅現況検査技術者)が躯体・構造を検査し、状況に応じて瑕疵保険の加入も可能。また、専属の職人や協力施工店による直接工事で高い施工品質を確保するほか、工事部位に応じたアフターサービスも実施し、安心感をさらに高める。
 ワンストップサービスも実現する。近畿圏を中心に不動産仲介39店舗を展開する近鉄グループのネットワークを生かし、物件の紹介から施工、仮住まいの紹介、引き渡しまで窓口ひとつで申込みできるほか、リフォーム資金と中古住宅購入資金を一本化したセット型ローンも用意した。