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哀しみのメコン、出稼ぎラオス娘の暗転

 「日本に助けてほしい」—インドシナの流域6カ国を従える大河メコン。うち首都圏を滔々と流れるのはラオスだが、毎年、この国からメコンを渡って対岸タイに出稼ぎに出るのが若い娘たち。ところが半年もしないうち、かなりの数が哀しみに暮れた顔で帰る。「エイズ」に罹っての帰国である。「可哀そうでならない。私らでは打つ手も限られる。なんとか日本の力でと、願うのは無理でしょうか」—ある当局者の言葉である。