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NTTデータエンジニアリングシステムズ、金型業界向けCADクラウドサービス

NDESが第一回ユーザー会開催

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 NTTデータエンジニアリングシステムズ(木村篤社長、以下NDES)は、昨年10月から金型業界向けにCAD「マニュファクチャリング・スペース」のクラウドサービスを展開しているが、8月1日には都内で第一回ユーザー会を開催、参加したユーザーに対し新サービスを紹介すると同時に、より充実したクラウドサービスの提供につなげるべく、ディスカッションと懇親の場を持った。同社では「半期に一度位は継続してこのユーザー会を開きたい」としていた。

PDMサービスも追加  
 当会では、冒頭からBCP(事業継続計画)に関連して、設計データのクラウド化がいかに有効であるかを強調した。この日の話によると、NDESは2カ所のデータセンターのクラウドに情報をアップする仕組みを構築しており、想定外の災害でもデータが失われることは無いという。
 そうした上で、設計データのみならず見積書から過去のファイルデータに至るまで全てクラウドに保管する仕組みのメリットを説いた。実際、こうしたメリット創出に向けサービスの幅を広げている状況も説明した。
 NDESでは去る7月18日からアーカイブソリューションサービスと呼ぶ、PDM(製品情報管理)のクラウドサービスも開始しており、保管したアーカイブ内のデータを、設計~生産をカバーするPDMへ載せ変えることでいろんな有効活用ができるという。
 例えば、CADにアノテーション(公差や指示事項)を入れ、全社で情報を共有し工程を早める利用法。また公開領域を決めておいて、パスワードを介して発注先等がどこからでも限定的にみられるような仕組みづくりも容易にできるという。
 さらに今秋をメドに、原価管理のクラウドサービスも開始すると発表した。このように会ではクラウドのメリットを最大化する取り組みを終始説明、参加者は熱心に聞き入っていた。