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4―6月 ロボット実績 生産額21.5%増

出荷・受注も好伸

 (一社)日本ロボット工業会(津田純嗣会長)の会員統計(36社回答)によると、今年4~6月期のロボット受注・生産・出荷実績はともに前年同期比2割前後と大幅な伸びを示した。
 4~6月期は生産額で前年同期比21.5%増の1218億円、総出荷額は同18.7%増の1192億円だった。生産・出荷とも3四半期連続のプラス成長。さらに受注ベースでも同20・7%増の1335億円、4四半期連続でプラス成長となり、需要の好調さが続く。  出荷ベースで内訳をみると、国内出荷額は同2.6%増の255億円。台数ベースでは同36.2%増の6401台だった。出荷額では自動車産業向けが同22.0%増の97億円と伸びたが、電子・電気機械産業向けが同15.6%減の81億円と3四半期ぶりにマイナスとなった。
 一方で海外出荷額は、額で24.0%増の938億円、台数ベースで42.1%増の2万7125台。海外向けの伸びが大きい。自動車産業向けがここ数年に比べ高い水準にあるうえ、電気機械産業向けは昨年を上回る勢いという。地域別では米国向けが堅調、ヨーロッパはドイツを中心に回復に向かっている。中国向けは前年同期を上回っている。

■昨年生産額4927億円(6.6%減)
 同工業会は、会員外の実績を含めた(回答企業84社)昨年のロボット統計実績も発表した。
 昨年は生産額ベースで対前年比6.6%減の4927億円、出荷ベースでも同6.9%減と、ともに2年連続マイナス成長となった。ただ受注額では0.4%増の5098億円とわずかながらプラスに転じた。
 国内の伸び悩みに加え、海外市場も米国向けこそ堅調だったが、欧州向け、アジア向けが前年を下回った。
 しかし受注ベースで好転しだしたように、マーケットは上向きトレンドへ転換している。調査リポートは今年について「昨年を上回る見通し」と記した。