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松浦機械、価格2割抑えた3軸立形MC

Y軸ストロークはクラス最長

matuura 松浦機械製作所(福井市、松浦勝俊社長)は9月5日、台湾メーカーとの協業による3軸制御の立形マシニングセンタ(MC)「VX−660」(X軸ストローク660ミリ)を本社で披露し、同日販売を始めた。同社がもつ主軸周辺の技術などをOEM(相手先ブランドで販売される生産)機に反映させることで、同社の同クラス立形機に比べ価格を2割以上低減。松浦社長は「高性能と高いコストパフォーマンスを約束できる」と言う。
 OEM機を利用したVXシリーズは「VX−1000」(X軸1020ミリ)、「同1500」(1524ミリ)を含め3機種となった。先行した2機種の出荷実績は350台(今年8月末現在)。今回発売した「同660」はY軸ストローク550㍉と同クラスの他社機より2割程度大きく、業界最長。「懐が深く、正方形に近い大きなワークにも対応できる」(松浦社長)。毎分1万5千回転(オプションで2万回転)の主軸のほか、リフトアップチップコンベア、ワーク洗浄ガン、欧州安全規格CE対応などを標準装備し、定価は税別1400万円に抑えた。
 月産2台(VXシリーズで7台)の計画で、北米のジョブショップ(多品種少量注文に応じる受注生産工場)を中心に日本、アジア、欧州での入れ替え需要を見込む。9月18日から独ハノーバーで開催されるEMO2017に出品する予定。