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聖和精機、ボーリングシステム拡充

メーカー名商品名
聖和精機ファーストカット

小径穴、精密仕上追加

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 聖和精機(鳥取市)は内径切削などに使用するボーリングシステムのラインアップを拡充し、「ファーストカット」として、小径穴加工と超精密仕上用2タイプを加えた。ISOチップ対応で汎用性を持たせたほか、ダイヤル操作による径調整の繰返し精度を高めた。
 小径穴加工用(=写真/加工径φ3~28mm)は、角型スライドやスチールボールなどによる堅固な構造が特長。「送りネジを精密に研磨することで円滑な動きと正確な寸法調整を可能にした」(営業支援グループ)。外周部に補助リングを設けることで径調整をしやすくし、読み取りミスを防止した。「切削抵抗を極力小さくした」同社開発のスローアウェイボーリングバイトを装着して使用する。
 超精密仕上用は、スライドをロックしても刃先のズレがないφ25~73mmタイプ、高剛性抱き込みクランプ構造採用のφ70~360㍉㍍タイプの2種類を製品化した。径調整ダイヤルは小径加工穴用と同じく1目盛りあたり0.01mmに設計した。建設、重機などに代表される大物部品加工の需要を見込んでいる。
 担当者は「径調整の正確さは作業性だけでなく、機上での寸法補正、面粗さなどの加工精度に直結している。とくに剛性はホルダー選びにとって重要な要素。粗加工で一定の評価を得たシステムの利点を、今度は仕上げの領域に生かしていきたい」としている。