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シチズンマシナリー、東南アジアで生産拡大

来夏に鋳物3割増 板金塗装能力3倍へ

 シチズンマシナリー(中島圭一社長)はこのほど、タイとベトナムにある製造拠点を増床し、板金塗装と、同社自動旋盤の土台部分などに使用する鋳物の生産能力を拡大すると発表した。昨今の旺盛な受注に対応するとともに、品質・コスト・納期のすべてにおいてレベルの高い安定供給体制を構築する。
 タイ・アユタヤにある海外主力工場(シチズンマシナリーアジア)は、来年春の竣工予定で年内、工場の増床に着工する。来夏の新稼動時には、自動旋盤のカバー板金等の塗装能力が、月産50台から150台へ3倍に拡大する見込み。この量産能力拡大とともに、外注比率の高い塗装工程の内製化比率を高めることで、「外観品質に対するハイレベルの要求に対応する」(同社)という。
 他方、ベトナム北部のハイフォンにある海外現法(シチズンマシナリーベトナム)では鋳物工場を拡張する。タイ工場と同様、年内着工・来春竣工・来夏稼動のスケジュールで鋳物の生産能力を現在の月産350㌧から450㌧へ約3割増やす。増床した工場に食堂・更衣室を新設するなど「従業員の働く環境の改善にも取り組む」としている。