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IoTやITブースも盛況、神戸の産業展で

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 産業総合展「国際フロンティア産業メッセ2017」(兵庫県や新産業創造研究機構等主催)が9月7、8の両日、神戸市中央区の神戸国際展示場で行われた。2日間で前回より273人多い3万148人が来場した。
 展示会場では関西に拠点を置く企業や教育機関を中心に497社・団体(546小間)が出展。その中でも、IoTやITに関連したブースでは、ロボットやセンサー等を活用した技術が多数提案された。
 「製造現場改革」などのテーマで出展したシステムインテグレーターのアイ・シー・エス(三重県伊勢市)は、工場などに導入する作業管理のデジタル屋台システムを紹介。部品収納の各棚に設置したセンサー(接触式)により作業者のピッキング動作を感知。工程作業をコンピューター管理するとともに、パソコン画面上に各工程に合ったマニュアルを表示して経験が浅い作業者も作業しやすい環境作りを示した。
 教育機関のブースでは東京大学生産技術研究所が脳動脈や車の走行時の流速、たんぱく質の立体構造図を視覚化したVR(バーチャルリアリティ)体験シミュレーター等を展示した。
 連動して画面が動く偏光メガネと手持ちペンマウスを使用。使用者が画面の拡大や縮小、自由な角度から対象物を直感的に動かすことができる技術をPRした。自動車や航空機、創薬、医療の分野で活用できるシステムという。

(写真=脳血管も立体的に(東京大学生産技術研究所)