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三菱電機が中形ワイヤ放電加工機

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三菱電機中形ワイヤ放電加工機「MX2400」

油仕様、大型高精密金型を長時間自動加工

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 三菱電機(産業メカトロニクス事業部)は、連続100時間を超える長時間自動加工が必要な自動車・精密電子部品などの大型高精密金型をターゲットに、油加工液仕様の中形ワイヤ放電加工機「MX2400」を開発、11月27日に発売した。
 自動車の電気化に絡み、大型化・高性能化が進むモーターの金型製作などにも対応する。加工時間100時間以上を要する直径400ミリの大径真円加工において真円度2ミクロンを実現するなど「長時間加工でも高精度を維持できる」点が最大級の特徴。高推力シャフトリニアモーターと超高剛性リニアガイドを組み合わせた新駆動システムによって加工時の微小な軸振動を低減する一方、ベッド部には高剛性鋳物を採用した。
 生産性も重視した。自社サーボモーターや独自の新制御装置で加工面粗さを高め、後工程での磨き工数を削減。油加工液専用の自社製電源は高精度加工領域で生産性を向上する。また自動結線機能は油加工液中でワイヤ電極を結線、複数金型の連続加工に対応する。
 19インチの大画面タッチスクリーンがつく新型制御装置(D−CUBES)は操作ナビゲーションで段取りから加工までの操作が容易。操作数は従来比最大4割削減できるという。左右から定盤にアクセスできる三面昇降加工槽も大形ワークの段取りを向上させ作業性の良さに貢献。
 各軸移動量(XYZ)で600×420×220ミリの大きさ。U・V軸の移動量はプラスマイナス75ミリ。ワイヤ電極径はオプション含め径0.05~0.25ミリを揃える。
 定価(税別)5000万円。

(2017年10月25日号掲載)