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オムロン、ドライバーの安全運転を管理

「ドライブカルテ」を今春提供開始

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 オムロンソーシアルソリューションズ(東京都港区、細井俊夫社長、以下OSS)は、ドライバーが運転に集中できている状態かを判断する「ドライバー見守り車載センサー」を実用化したドライバー安全運転管理サービス「ドライブカルテ(DriveKarte)」を今春より物流、公共交通事業者向けに提供を開始する。
 交通事故総合分析センターの2012年の統計によると、国内で起こる交通事故の約83%は居眠りや脇見などのドライバーの運転集中度の低下に起因する。
 「ドライブカルテ」はセンサーでドライバーをモニタリングし、危険な状態の場合、瞬時に音で注意を促す。たとえサングラスやマスクをしていても、ドライバーの挙動を把握できるという。またドライバーへの注意喚起と同時に、運行管理者に向けて運行状況がメールで通知される。
 さらに車両の走行状態やドライバーの運転集中度をデータ化し、安全運転指標として事業者に提供することで、ドライバーの安全意識を改善、向上するツールとしても活用できる。
 既存の車両に車載器を取り付けるだけで、新たにシステムを導入する必要が無く、事業者にはリースでの提供になる。「商用車をはじめ、約200万台をターゲットとして見込んでいる。まだはっきりとは決まっていないが、一台あたり数千円でのリースを想定している」(OSS社会ソリューション事業本部・小藪竜也事業本部課長)。
 OSSはこのサービスに関して、2018年から5年間で累計100億円の売上を目指すという。
(2018年1月1日号掲載)