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DMG森精機、高速積層造形などみせる

30台の最新機種を揃え、加工提案も

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 DMG森精機(森雅彦社長)が7月に東京都内にオープンした「東京グローバルヘッドクォータ(GHQ、江東区潮見)」で、9月1日から5日までオープンハウスを開催。会場では、新製品の自動車部品加工用高速横形マシニングセンタ(MC)「ⅰ50」や、タッチパネル方式のオペレーティングシステム「CELOS(セロス)」を搭載した新コンセプトデザインの複合加工機、5軸加工機、立形MC、CNC旋盤など、計30台の最新工作機械を展示し、豊富な事例やデモ加工を交え、提案。また、先端技術マシンとして、3D精密レーザ加工機、超音波加工機も披露し、注目を集めた。
 特に、3D精密レーザ加工機「LASERTEC65 3D」は、金属の粉体を供給し積層する手法を採用。ワークをレーザで溶融してそこに金属粉を吹きかけて肉盛りするイメージで、「1層1層積み重ねる形状生成と比べ、最大20倍の高速化を可能としたほか、レーザクラッディングとミーリングの複合加工により、高度な面品位と部品精度を実現する」(同社)。展示品はプロトタイプだが、日欧米で近く2台ずつ納入予定という。
 テーブルは5軸機能により、アンダーカット形状を含む、多彩な立体形状の成形が可能。従来の1層ずつ積み上げるパウダーベース機とは異なり、タービン部品の修復や工具・金型製造等、大型ワークにも対応する。
 今回は、金属粉装置を外付けしたプロトタイプを展示したが、JIMTOFでは同装置を内蔵した新デザイン機として完成形を披露する。
 また、JIMTOF会期中も、東京ビッグサイトの会場と東京GHQの機能を連携し、有効活用する計画だ。