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ソディックジャパントレーディング、中国製3軸リニアMCを輸入販売

汎用に特化、価格・納期に強み

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 ソディックが同グループ初の輸入工作機械商社として昨年10月25日に設立した「ソディックジャパントレーディング」(横浜市港北区、三澤正一社長)は1月22日、新設の新横浜ショールーム(横浜市港北区新羽町176-2)で、同日から輸入販売を開始した3軸リニアモータ駆動マシニングセンタの新製品「JF500L」を報道陣に披露した。
 JF500LはソディックのOBが経営する中国の工作機械メーカー・群基精密工業(蘇州)有限公司が設計・製造したもの。同社製NCの日本語対応を進め、このほど発売に至った。ストロークはX500、Y400㍉、主軸(BT30番)の最高回転速度は毎分2万2000回転、ツール収納本数は16本(オプション21本)。
 三澤社長は「ジャパン、ファースト(速い、一番、一塁)の頭文字を取ってJFと名付けた。コストと品質のバランスを熟慮した結果、リニアモータは高速性・高応答性に優れるソディック製、主軸は台湾製を採用した」という。
 機械本体重量は同等クラスの2倍(約4トン)で振動にも強く、「アルミの高速加工から難削材の加工まで幅広く対応。特に切込みが浅く、高速度領域で繰り返し再現性の求められる加工に向く」(同社)。価格はオープンだが、本体のみで約1000万円と想定しており、他社製3軸リニア機の半額~4割以下。三澤社長は「ハイエンド機ではできない汎用加工の分野に特化した加工機だ」と自信をみせる。
 主軸やツール交換数などの仕様を限定することで、部品の調達難もクリアしやすいという。「3月までに30台を既に確保しており即納ニーズにも応えられる。初年度の受注目標は年間120台。2023年には月100台を目指す。他にも優れた海外製工作機械があれば、日本市場に紹介していきたい」(三澤社長)とした。

(2018年2月10日号掲載)