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OKK、立形MC中心に9台展示

炭素鋼実削でイメージしやすく

 OKK(宮島義嗣社長)は3月1日から2日間、兵庫県伊丹市の猪名川製造所で「中部・西日本プライベートショー」を開催した。約600人が来場。主力機種の立形マシニングセンタ「VMシリーズ」を中心に9台展示した。
 超重切削、重切削を最大の強みとしてPRしながら、各機の実演加工では被削材にS50C(炭素鋼)を使った。難削材を使わなかったことについて、宮島社長は「多くのお客様に、無駄なく削るヒントを持って返っていただくため。お客様は忙しくされている。『削ってなんぼ』の世界で効率化を求めている」と説明した。
 M10サイズのタップ加工では、セミドライ加工用潤滑システムとの併用を提案した。オイル粒子サイズを0・1~0・5ミクロンに抑えることで、潤滑性を高めながら、加工熱のさらなる抑制で刃物の延命化を可能にしたという。
 グライディングセンタ「GC53R」では、電着砥石によるアルミナセラミックスの研削を実演した。修正加工システムとしてタッチプロープで寸法目標値との誤差を測定し、砥石の摩耗分を自動計算に入れて追加工して見せた。「手動で修正指示する場合も一つの画面で入力できる」(スタッフ)という。
 IoTシステムとして、稲名川製造所の機械稼働率を会場内のパネルに表示して見せた。機械とパネルをイーサネットで接続するというもの。一方、「古い機械向け」には信号灯をカメラで検知し、稼動状況をチェックする方法(参考出展)を提案した。
 VM53Rで標準搭載が始まったセンサー実装による環境熱変位補正「ソフトスケールCube」の特長も説明。「今後、『VM43R』などの機種にも横展開していく予定だ」(宮島社長)という。