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サンドビック、全国3カ所で販売店総会

センサ内蔵工具、年内発売へ

 サンドビック(名古屋市名東区)は、2月中旬から下旬にかけて、全国3カ所で販売店組織「コロマント会」の総会を開催した。業績報告のほか、優秀特約店表彰、製品提案に関する成功事例などの発表があった。
 コロマントカンパニープレジデントの高屋政一氏は、2017年の国内業績が2009年以降、最高に達した要因として、流通ビジネスやインサート(チップ)工具などの拡大を上げた。
 「全体的に良かったが、流通を通しての伸びがマーケットの成長を上回った。ソリッド工具に力を入れて3年目でようやく対前年から大きく伸び、15品目の注力製品の売り上げも好調だった」
 今年の取り組みの柱として、問題解決を含めた価値提供営業、18品目による高付加価値製品の拡大、有望市場の浸透・開拓を挙げた。今年発売予定の新製品として、溝入れ用旋削工具、ブレーカ付きCBNチップ、多機能カッターなどを紹介し、「成長のドライバーにする」との意気込みを示した。
 日本法人の代表取締役であるマイケル・エネベル氏も登壇。DMG森精機とのグローバル契約で「工作機械の一部に無料でツールを提供している」取り組みについて、昨年300台の実績を挙げ、今年はさらに拡大していく考えを語った。
 さらに、デジタル製品としてセンサ内蔵工具「サイレントツールパス」を紹介。振動測定による切削データの最適化で工具寿命の延長につなげるというもので、「今年の後半、日本市場にリリースする予定」と話した。

(2018年3月10日号掲載)