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コマツ産機、630トンサーボプレス機

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コマツ産機新型サーボプレス「H2FM630」

水冷式サーボモーター採用、クラス最高の生産性

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 コマツ産機(川西宣明社長)は、加圧能力630トンの新型サーボプレス「H2FM630」を開発し、このほど発売した。
 新開発の「水冷式高トルクサーボモーター」を新しく搭載し、従来の空冷式サーボモーターに比べ約30%、生産性を向上できるようにした。水冷式サーボモーターは、空冷式よりもモーター内部に対する冷却効果が大きく、連続定格トルクが大幅に向上するため、生産効率が上がる。しかもサーボが可能にする振子モーション稼動時の生産性をメカプレスと比較すると、最大60%向上するという。また近々「高速レベラーフィーダー」を発売予定にあり、この新型サーボプレス機が完全同期運転可能なことから、今後、高速レベラーフィーダーを活用した「簡易な操作での高効率なプレス加工」も訴求していく構えだ。同社は「クラス最高の生産性を実現している」などとする。
 一方で、プレス用に開発した「大容量キャパシタ蓄電システム」を標準採用することで、電源容量および消費電力をメカプレスと同等にまで低減させた。このように「環境面・経済性」にも特長を持たせた。
 ニーズ増加中のスーパーハイテン材に対応したモーション動作や、絞り加工用のモーション設定なども可能にしている。
 操作盤には新15インチ大型タッチパネル(画面サイズ従来の3倍)を採用し操作性を向上。コマツグループ独自の機械稼動管理システム「KOMTRAX」を標準搭載し、過去の不良時の分析や、異常停止要因の記録などさまざま役立てることもできる。
 公表価格(税別)2億5000万円(国内販売時)。今後400トン~1600トンの範囲でシリーズ化を進める考え。スライドやボルスタ寸法はカスタマイズ化に応じる。
(2018年3月25日号掲載)