News

富士製砥、コバ欠けしない砥石

メーカー名商品名
富士製砥研削砥石「納得」

振動、熱発生抑える

17685

 富士製砥(大阪市中央区)は、砥粒と補強材を積層し、焼成することで耐久性を高めた研削砥石「納得」を開発した。国際ウエルディングショーでの展示を皮切りに、5月から本格的な販売活動を開始した。
 目詰まりのしやすい一般鋼材の黒皮剥がしをはじめ、超硬合金、鋳造、アルミのビード除去、サビ取りなどに使用する。研削時に衝撃が加わってもコバ欠けせず、従来製品に比べて跳ね返る振動が少ない点を特長に挙げる。血管性運動神経障害(白蝋病)対策製品としても提案する。
 最高使用周速度は毎秒80㍍。外径105~180㍉の4種類を製品化した。熱の発生を大幅に抑えることで薄鉄板の反りを軽減したほか、粉塵の少なさ、研削量に対して摩耗量が少ないこともアピールする。営業担当者は、「ステンレスのような癖のある材料向けに開発した研削砥石『JITAN』に比べて、価格を3~4割ほど抑えている。とくに効果を発揮するのは一般鋼材。ファブリケータの反応も上々だ」としている。

(2018年5月15日号掲載)